金曜日, 8月 05, 2011

おさらい : review

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昨日と同じように、2010 年 5 月 22 日周辺の天気について考える。





地上天気図によると、黄海に低気圧があり、
東北東15ノットで進んでいる。中心から伸びる温暖前線が四国の南海上に達し、寒冷前線が上海の南をとおり華南に達している。


  高層天気図によると、これに対応する 500hPa の低気圧の中心は山東半島付近にあり、
低気圧性循環の軸は高度が高くなるほど北西方向に傾いている。


















また、気象衛星赤外画像によると、黄海北部から朝鮮半島付近には、
バルジと呼ばれるに盛り上がった雲域がある。
これは、低気圧が発達しつつあることを示唆している。
現在この低気圧に関して、海上強風警報が発表されている。















* この図は、こちらから入手(GAME 領域の熱赤外データ(IR1))
 学術用途という意識で、転載。問題あったら、いうてください。

一方、地上天気図のカムチャツカ半島の南端付近には高気圧があって、へ、10ノットで進み、千島から北日本方向へ張り出している。


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《おさらい:天気図の読み方》

KT  : 移動速度 ノット。 1 ノットは 1.852km/h = 0.51 m/s。
STNR : ステイショナリ。ほとんど停滞。
SLOW : スロー。ゆっくり進んでる。
[W] : 海上風警報  最大風速 28kt -  34kt[GW] : 海上強風警報  最大風速 34kt - 48kt
[SW] : 海上暴風警報  最大風速 48kt - 64kt
[TW] : 海上台風警報  最大風速 64kt 以上
FOG [W] 海上濃霧警報   濃霧により視程が 0.3 海里未満(約 500m 以下)



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□ 華南沿岸部の雲域について、雲の種類を十種雲型で選ぶと
  積乱雲

□雲域の形状と輝度温度の様子を述べると。
団塊状で,輝度温度が低い。
   ...... 背の高い雲つーことやね。

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□地上天気図で根室の気温が 6度。このとき、北海道の東側の海水温が 4度。
北海道の東海上で海上濃霧警報が発表されている。
どんな種別の霧か?

移流霧。

成因として
冷たい海面上相対的暖かく湿った空気が移動し,下から冷やされて飽和したため」


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《おさらい:霧の種類》

 パターンA:水蒸気を含む気塊が冷却
・放射霧: radiation fog
・移流霧: advection fog
・上昇霧(滑昇霧): upslope fog
・混合霧:mixing fog

パターンB:気塊中に過度の水蒸気が補給される
・蒸気霧: steam fog
・前線霧: frontal fog ..... 場合によっては、蒸発霧?



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予想図をみたときのはなし。



















上は初期時刻 2010/05/21 JST (12UTC)で 12 時間予想図


















ほんで、上は初期時刻 2010/05/21 JST (12UTC)で 24 時間予想図 


□ 東シナ海の12時間後と24時間後の前12時間降水量予想の分布の特徴を
降水域の幅に着目してコメントすると。

「 12 時間後は降水域の幅が広いが,24 時間後は幅が狭く集中している


□ 24時間後予想図に寒冷前線を書き込んだとすれば、


















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ここで、
《おさらい:前線解析》
・気圧の谷の中(周囲に比べて気圧の低い所)に存在する。
・風は前線を境にして急変(低気圧性回転、収束域)。
・前線を境にして、気温差や露点差がある。
・前線を境にして視程に差があることが多い。
・移動している前線は前線を境にして
     気圧変化傾向と変化量(前線の前面で下降、後面で上昇)が異なる。
・降水の状況や雲の分布は前線を境にして異なることが多い。
・顕著な前線は 850hPa 天気図の等温線の込んだところに対応している。
      温位、相当温位についても同様。l


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初期時刻 2010/05/21 JST (12UTC)で 24 時間予想図  において、
東シナ海と九州にそれぞれ、 59mm, 66mm の極大値をもつ
前12時間降水量が予想されている。




















850hPa 風・相当温位 12時間〜48 時間予想図


□ 東シナ海で大きな降水量が予想される理由について、前線の種類、性質を考慮してコメントすると。

寒冷前線付近の強い対流活動による。

□大きな降水量値が予想されている九州の雨域が前線・低気圧のどのような部分にあたるかコメントしてみる。

低気圧の暖域
 

また、降水量が大きくなると予想される場の特徴を 850hPa の風と相当温位に着目してみる。

強い南西風によって相当温位が高い空気が流入している




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今日は、和田アキ子のモノマネで、スピッツの「ロビンソン♪」をうたってみる。けっこう、奥さんにウケたらしい。

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日本語変換について、

yum install scim-mozc
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