番組のなかでは、結果的に「各出世魚段階で、味が違うから呼び分けている」とまとめていた。
僕としては、さらに発展的な話をしていいのでは?とおもった。たしか、林先生は国語の先生だと思うし。
そもそも、魚の味をそれだけ気にしてる背景として、海に囲まれているというのがある。また、仏教の影響からたんぱく質の摂取が哺乳類よりも海産物に片寄ってるという文化的背景がある。
言葉文化は、身の回り溢れる事象の頻度で、その語彙のバラエティーがきまるとおもう。日本は魚に触れあう機会が多いので、おのずと出世魚ができたとおもう。
湿潤な気候の日本では、雨にかんする用語が多様だとおもう。
五月雨、秋雨、霧雨、。。。
砂漠の国ではラクダに対する名詞が多様で、
座ってるラクダ
妊娠してるラクダ
~のラクダ
と、それぞれ単語が分かれてると、どっかで聞いた。
映画「愛と青春の旅立ち」で
鬼教官が「テキサスには、ウシとホモしかいない」
と叫ぶシーンがある。
ジェンダー問題に敏感な時代なんで、問題のセリフかもしれない。
で、ここでいいたいのは、ウシと翻訳されてるこのセリフがたしか、去勢したウシを意味する単語だった記憶がある。牧畜が盛んな地域ならではのボキャブラリなのかと。
ネットで調べると
steer and queer
ってあるなぁ。
つまりは、言語単語の多様性は地域文化大きく依存してるってことで。。。
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