録りだめていた クリントイーストウッドの「ミリオンダラーベイベー」をみた。
そこそこジーンときた。
むかしから、すきな役者ではある。
俳優単体で考えたとき
・マカロニウエスタン時代
・ダーティーハリー でのハードボイルド時代
・老齢期に入ってからの円熟演技時代
と、年齢に応じた 演技を重ねてきている感じがある。
(マカロニウエスタン時代は、父親からの話くらいで、あまり、知らないが。。。)
監督業を行うようになって、どれも味わい深い作品ばかり撮ってる。
彼の監督作品で、みたものといえば
・硫黄島からの手紙
・グラントリノ
・ミリオンダラーベイベー
の3つだけだが、作品の根底にあるのは
-- 家族像
-- 世代を超えた登場人物の人間模様
-- 人生・社会の皮肉、悲哀
などがあると思う。
硫黄島では、離れた家族への思い、軍隊の上下階層。。。
グラントリノでは、若者と、老人の交流、そして別の人生を送る家族との関係
ミリオンダラー のほうでも、似たような構図。
人生の終盤にさしかかって、興業的な成功よりも、
撮りたいものを撮るという 気概が伝わってくるようにおもう。
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