正月に実家に帰ったら、この小説が置いてあったのでもってかえる。
うちの父親が入院中に読んでたそうだ。
父親いわく、若い頃、この小説の舞台となるイギリス南部の
田園地帯をウロウロとみてまわったことがあるらしく、
懐かしい思いで読んでたとのこと。
ラストシーンあたりで、執事として長年の仕事を振り返る
主人公が、たまたま会った老人と
「夕方が1日で一番キレイだ。。。」
という話をする部分がある。
かれの積み重ねた人生の夕方を噛みしめる旅路であり、
大英帝国が戦後、アメリカの台頭の影に隠れていく様を表しているようである。
ってことで、アマゾンでついつい、原書を注文してしまう。。。。
村上春樹(ノルウェイの森)もカズオ・イシグロも
1作品ずつしかよんだことがない。
先入観は抜きにしても、ノーベル賞とる人と取らない作品の差がでてるような気がする。
ファンに怒られるかもしれないが
毎年、ノーベル賞の季節で、村上作品で騒いでるのがわからない。。。
その話をうちの親にしたら、うちの親も同じ意見をしてた。
親子して、村上作品の価値がわかるほど、本を読んでないんだろうが。。。。
去年は 120 冊ほど、小説を読んだ(上記の村上作品含む)が、
他の小説たちと比べて、とくに、目を見張るような、構成であったり修辞を感じなかった。。。
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