日曜日, 6月 27, 2021

優生学 : eugenics

土曜日の夜に、ぼけーっとBS放送みてたら、ナチス時代のドイツ科学者を特集してた。

弾頭ロケットを作ってた学者がアメリカに投降して、のちのち市民権を得る話があった。
吉村昭氏の「蚤と爆弾」で戦時中の731部隊を指揮してた医師が、戦後、東京裁判をすり抜けて、アメリカと懇意にしてたはなしに通じるもんがあるなーとおもった。

化学の試験ででてくる、ボッシュ・ハーバー法のハーバーも、数奇な運命を。。。

オトマー・フェアシュアーという医師がでてた。かの有名なメンゲレの師匠らしい。
※メンゲレは双子の人体実験とかで悪名高く、戦後は南米に逃亡。。。そのへんは、番組主題じゃなかったのでスルーされてた。

フェアシュアーやアスペルガーなどが、障害のある人を排除してた話をみながら見のつまされる思いがした。
その番組みてる横で、障害持ちの、うちの娘が お絵描きするのをみて、「あんな時代、場所に生まれなくてよかったなー」と思った。


こないだ、鉢に移し替えたドングリの芽が、しおれてて「あー、枯れっちゃった」と、諦め、放ったらかしにしてた。。
すると、気がついたときに脇から別の芽が出てた。

ハナから、優性遺伝子を選別するんじゃなくて
逆境を跳ね返す劣性遺伝子も、立派だなーとおもった。



水曜日, 6月 23, 2021

為政者の無理解 : authority & advisory panel

最近、「歴史の影絵」(吉村 明)を読んでる。

天然痘で有効な牛痘法が伝わった頃の話があった。それに付随した著者の小説も読んだことがある。

で、こんなくだりがある。



江戸時代末期に長崎経由で牛痘法が伝わるのだが、その30年前に、ロシア経由で伝わってたらしい。


ロシアに漂流してしまった船乗りが、向こうで施術を習得してたとのこと。

為政者の無理解でこの医療技術が30年遅れることに。。。

昨今のコロナ対応でも、もっと科学者の意見を聞き入れる政府であってほしい。。。


月曜日, 6月 21, 2021

父の日 : father's day

数週間前から、「流転の海」(宮本輝 新潮文庫)の9部作を読んでて、やっと今日、読み終わった。

作者が、足掛け37年かけて執筆し、今年の春に文庫版がでてたのを機によんでた。

そもそも1作目をいつ読み始めたか、記憶が曖昧になってきてる。二十歳そこそこの頃に、宮本輝の小説にはまった頃だから、四半世紀前くらいからだろうか。。。

新作がでるたびに、1巻からよみなおし、今回は完結版までの全9巻を読み終えた。

いやー、長かった。

父と子というテーマは小説じゃありふれてるけど、濃縮されてたなぁとおもった。


いままで見てきた小説で印象に残る父親像として

ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」
向田邦子の「寺内貫太郎一家」
山崎豊子「沈まぬ太陽」「大地の子」

。。。

などがあるだろうか。。。

四半世紀前に読み始めた頃は独身だったが、いまじゃヒトの親となり、主人公に対する見解もちょっとずつ変わったかも。


小説はいつも寝しなに、ふとんに入ってヘッドライトをつけて読んでる。

最終巻で、主人公の父は、なくなるのだが、丁度、ヘッドライトの電池がきれた。

しかも、よくよく考えると、今日は父の日。
加えて、今週は 僕の父親(数年前に他界)の誕生日だったなーと思い出す。




火曜日, 6月 08, 2021

ロス : loss

うちのヨメの友達に
あーちゃん という幼なじみがいるのだが

ツイッターに
「ユースケロス」
とあったそうだ。。。

個人的には、まだ「西澤ロス」の方がしっくりくるな。。。

ゲット : catch

週末、念願の獲物が。。。




木曜日, 6月 03, 2021

なんだかなー : dekka

英語のテストでいい点をとったムスコ。
ヨメが気を良くして、ゲームを買い与えてた。。。




ご褒美やるほどのデキだったのかなー。