金曜日, 7月 08, 2022

長英逃亡 : prison break in Edo period

ここ数日、「長英逃亡」(新潮文庫:吉村昭)を読んだ。

「海の祭礼」を読んだばかりだったので、幕末の記憶を残したまま読むことができた。

事実は小説より奇なり

という言葉があるが、高野長英の悲運が埋まった作品だ。

歴史の勉強を学生時代にしたころ、歴史先史と有史に分かれるとならった。

有史だったとしても、脱獄した彼の逃亡劇は現在のようなスマホのない時代は、手がかりが限りなく無いに等しい。

筆者は、膨大の資料から物語を紡ぎあげて圧巻だった。

映画とかにできるのでは。と。思った。

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